「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

絶対勝利。絶対連勝。やられた分はやり返せ。【J2第29節 ザスパクサツ群馬戦 プレビュー&コラム】(23.8.5)

前節はホームで甲府と対峙して3対0。先制し、追加点を奪い、ダメ押し弾を奪った。求める理想的な勝ち方をついに手にした。28節終了時点で7勝10分11敗、勝点31、順位は17位。今節は8位のザスパクサツ群馬のアウェイ戦に乗り込む。ダービーで初の連勝を掴み、流れに乗りたい。キックオフは正田醬油スタジアム群馬にて6日(日)19時を予定する。 

 

PICK UP 古巣戦を迎える大島康樹と佐藤祥、それぞれにスイッチが入った。

 

▼いい流れのままに連勝できるか

前節甲府戦(〇3-0)のあとのダービー群馬戦だ。

今季はまだ連勝がない。これが7度目のチャンスになる。群馬との前回対戦はホームでの7節(●1-2)、後半早々に神戸康輔が退場したことも響いたが、終盤に押し込まれ、群馬に後半アディショナルタイムに逆転弾を突き刺された。ホームでの屈辱の敗戦だった。

今節、求められるのは、やられた分をやり返すことだ。勝つこと。連勝だけが正義だ。

前節甲府戦の勝利直後、次節に古巣戦を迎える主将の佐藤祥は「ここまで何回も連勝するチャンスがあったし、ダービーだし、次が本当に大事だとみんながわかっている」と話した。

直近の数試合でいい流れは継続できている。今節はもう一つ。勝つことを継続できるか。新加入選手が続々と合流するなか、できつつある新たな流れを淀ませてはいけない。

どんな形だろうと、どんなに泥臭かろうと、勝利しかいらない一戦。

 

前節甲府戦以降、チームは完全非公開を貫き、状況は何もわからない。

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