2023年08月02日 23時51分　
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天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会ラウンド16（4回戦）

2023年8月2日19時キックオフ　カンセキスタジアムとちぎ

入場者数　2,368人

栃木SC　２－４　アビスパ福岡

（前半０－１、後半２－１　延長（０－２））

GK 1 川田　修平
DF 5 大谷　尚輝
DF 6 大森　渚生
DF 10 森　俊貴
DF 40 高嶋　修也
MF 8 髙萩　洋次郎
MF 21 吉田　朋恭
MF 24 神戸　康輔
MF 45 安田　虎士朗
FW 19 大島　康樹
FW 37 根本　凌
控えメンバー
GK 41 藤田　和輝
DF 16 平松　航
DF 23 福島　隼斗
DF 30 福森　健太
MF 13 植田　啓太
FW 38 小堀　空
FW 99 イスマイラ

46分　大森→平松
63分　大島→小堀
63分　根本→イスマイラ
77分　髙萩→植田
88分　福森→吉田
94分　安田→福島

■高嶋修也

――試合を振り返ったときの率直な感想は。

「悔しい試合になりました。自分のミスから失点しているし、課題が残る試合になりました」

――相手の前線にはウェリントン選手がいて、後半の途中からルキアン選手に代わりました。相手はシンプルにFWを使ってくるチームでした。

「J1でもトップレベルのFWだと思うし、チャレンジ精神を持って挑んだのですが、なかなかいい結果に繋がらなかったことは悔しいです。何回か競り勝てたシーンもあったので、そこは自信を持ち、今後に繋げたいです」

――栃木のほうがボールを持つ時間が長くなるなか、福岡は耐えて一発でゴールに向かって来るようなチームでした。オープンになる中で相手のカウンターには迫力もありました。

「事前にスカウティングをするなかで、わかっていながら止めることができなかったことは自分の実力不足だと思います」

――相手が背後のところを突けたときにゴールに向かって来る迫力はなかなかだったと思います。

「そうですね。J2では味わえない、迫力やパワーはあったので良い経験になりました」

――延長で相手に勝ち越しを許したあと、高嶋選手の顔面ブロックも出ました。

「意地でした。意地でも勝ってやろういう気持ちだったし、今までベスト８以上に進んだことがないと聞いていたので、勝つことだけを信じて戦いましたが、悔しい結果に終わりました」

■根本凌

――前線で身体を張って時間を作るなど強みは出せていたと思います。

「前半から勢いを持って入ろうとするなか、クリアボールや味方が繋いでくれたボールを前線で時間を作って、かつチャンスに繋がる形に持っていけていたシーンは今後も続けていかないといけないと思っています」

――狙い通りにやれていたと。

「相手がガツガツ来るなかで自分の手で相手を触りながら、相手からボールを隠すようなプレーはできたと思います」

――２点目のヘディングのゴールは相手に競り勝ちました。

「今までも大外に流れることが多かったのですが、ファーに膨らんで待って、あとは（髙萩）洋次郎君のボールも良く、合わせるだけでした」

――この敗戦は収穫もあったと思いますが、どう捉えていますか？

「監督も言っていましたが、厳しい時間帯、押し込まれた時間帯でチームのお尻に火をつける、チームが勝つために発信できる選手がもっと出てこないと、今日のようなパワーがある相手には押し切られてしまうと思います。きつい時間帯にもっとできるようにしていかないといけないと思っています」

――相手は少ないチャンスをモノにしていましたが、差は感じましたか？

「相手の1点目のシュートなんかは、自分たちの守備が崩されて、最終的には大外で打たれましたが、あれをしっかり決めてくるところに差は感じました」

――次のリーグ戦に繋げていく。

「個人としてはJ1のDF相手にもやれる感覚はありましたし、2点を奪って勝てないならば3点、4点と奪ってチームを勝たせないといけないし、苦しい時間帯に何ができるのか、もっと鼓舞したいし、前線で自ら起点を作り出すことができればと思っています」