穏やかでクレバーでコミュニケーション能力に長け、時々鮮やか対角フィード。大ケガから栃木で完全復活し、旅立つ。【惜別コラム】(22.12.25)
▼グティエレスという成功事例
グティエレスはクレバーな選手だが、もっとも印象に残っているシーンは、そんなクレバーな選手がガツガツと相手FWとの競り合いに応じていたシーンの数々だ。
キャンプが中止になるなど、まだ時崎栃木がヴェールに包まれたまま迎えた開幕秋田戦。相手が相手だけに「強度」で劣勢を強いられれば厳しい展開を余儀なくされただろうが、栃木はチームとして一歩も引かなかった。その中でグティエレスは3CBの中央、DFリーダーとしてスタメン出場し、相手FWにガツガツと当たって潰していった。
ただ、あとで振り返ったときに本来、グティエレスがその手のプレーはあまり得意ではなく、相当気合いを入れて迎えていたのだと知った。試合後の時崎監督のコメントがこうだ。
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