「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

駒澤大学のFW宮崎鴻を見てきたが、さすがの強さだった。【トピックス】(21.12.14)

会場は浦安にて。雨が降り続く中の激闘だった。駒澤大が筑波大を1対0で倒して準決勝進出を決めた。

 

▼競り合いはほぼ負けない

第70回全日本大学サッカー選手権大会3回戦、筑波大学(関東地区第6代表)対駒澤大学(関東地区第2代表)は、6分、駒澤大の10番・土信田悠生が先制ゴールを決めるとそのまま逃げ切り、駒澤大が勝ち切った。

まず、駒澤大は栃木SCのスタイルまんまだった。

序盤からハイプレッシャーを掛け続け、奪ったボールは前へ、前へ。筑波大もなんとかパスでいなそうとするのだが、駒澤大の圧力のほうが終始勝っていた。後半になっても駒澤大の強度は落ちず、後半途中から5バック気味にシステムを変えると、最後の筑波大の猛攻も凌ぎ切って1対0で勝利。今季の関東リーグ1部で2位に入った駒澤大の貫録勝ちで、準決勝進出を決めた。

ベンチから「いけ! いけ!」とゴーサインが出たときには前線が猛烈にプレッシャーをかけにいく。駒澤大の2トップの土信田と宮崎鴻が追い込んでいく。

来季の栃木SC入りが内定している宮崎鴻を生で初めてみたが、その印象はこうだ。

でかくて、強くて、しっかりと走れる――。

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