この0対1は完敗か、惜敗か。【J2第18節 徳島ヴォルティス戦レビュー】(20.9.10)
2020明治安田生命J2リーグ第18節
2020年9月9日19時キックオフ 栃木県グリーンスタジアム
入場者数 1,865人
栃木SC 0-1 徳島ヴォルティス
(前半0-0、後半0-1)
得点者:51分 小西雄大(徳島)
天候 晴れ
気温 26.6℃
湿度 85%
ピッチ 全面良芝
<スターティングメンバー>
GK 1 川田 修平
DF 4 髙杉 亮太
DF 30 田代 雅也
DF 6 瀬川 和樹
MF 15 溝渕 雄志
MF 25 佐藤 祥
MF 14 西谷 優希
MF 17 山本 廉
FW 19 大島 康樹
FW 8 明本 考浩
FW 18 森 俊貴
控え
GK 50 オビ パウエル オビンナ
DF 23 柳 育崇
DF 33 黒﨑 隼人
MF 13 禹 相皓
FW 16 榊 翔太
FW 34 有馬 幸太郎
FW 29 矢野 貴章
▼智将リカルド・ロドリゲスの策略
敵将リカルド・ロドリゲスにしてやられた感はある。
試合が始まると徳島のキーマン西谷和希が、いつもの左ワイドに張るのではなく、栃木の4バックの間に陣取り、さながら3トップのような立ち位置でそこから下がって来ようとしなかった。右サイドバックの溝渕は西谷和を監視下に置かなければならず、後ろにロックされる状態になっていた。
徳島が最終ラインでボールを持ったときの状態はといえば、徳島の4対2or5対2という数的優位。栃木のボランチの西谷優や佐藤は前へのプレッシャーに連動したいのだが、自分たちの背後にいる渡井の存在が気になり、不用意に前にいる相手ボランチにプレッシャーにいけない。そんな布陣になっていた。
西谷和希が言った。
「ビルドアップのときに栃木の4枚のディフェンスを前線3人でロックし、相手ボランチ2枚はマサ(渡井)がロックする。後ろは5対2で打開するという戦術がハマったと思います」
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