2016年08月11日 22時48分　
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■高野修栄

相手が技術的に上でも積極的であればやれる

「古巣というのを気にし過ぎないように（リーグ戦など）いつもの試合と同じ気持ちで臨んだ。緊張はあったが、技術的に相手が上でも積極的であればやれると思っていたし、今日は前線の選手も頼もしく見えた。多くの方が応援に来て盛り上げてくれたことも勝利につながり、チームの未来が明るくなり、加えて本拠である矢板市にとっても意義ある一戦だったと思う。次も勝たないとこの日の勝利も意味がないので、勢いを大事にして一丸となって県代表の座を獲得したい」

■小林庸尚主将

チーム全員がやるべきことをやって果たした勝利

「相手はベストメンバーでこなかったので見返してやろうとの気持ちもあり、勝ったことはうれしい。押し込まれることは分かっていたので、ハードワークすることを忘れず、ブロックを敷いて我慢強く守ることを起点とする自分たちのプレーができた。プロが相手の最高の舞台で気持ちよくプレーできたし、たくさんの応援に勇気づけられ、その皆さんの前で勝てて良かった。ベンチ外の選手もきちんとサポートしてくれたことで自分たちがやってきたことを表現でき、チーム全員がやるべきことをやって果たした勝利だと思う。決勝の相手（栃木ウーヴァFC）も格上だが、何としても勝って県代表の座をつかみ、本大会でJ1のチームと戦ってみたい」

（取材・文　永島一顕）