「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

「選手たちと信頼関係をつくって、選手が受け入れてくれて、初めていいサッカーができる」栃木SC 横山雄次監督インタビュー前編

今季から栃木SCの指揮をとる横山雄次監督に宮崎キャンプ中にインタビューを敢行した。これまでの横山監督を知る人たちは「横さん」の愛称で慕うが、いったい新指揮官はどのような考えの持ち主なのか。(インタビュー日時は2月6日、今季のトレーニングマッチ二戦目、町田ゼルビア戦のあと)

 

 

みんな仲間としてやっていこうと言えるチームを本当に作りたい

 

――実際に今季のメンバーを見ると、ベテランと若手という印象もありますが、監督はどういう印象ですか。チーム24人の構成として。

「正直、真ん中の年代の選手たちが少ないのは僕自身も感じていますが、それも含めてJ3に降格したという状況のなかで仕方がないのかなという気はしています。ただ、それでどうこう言い訳はしたくないんです。逆に、僕がこの局面で栃木の監督をやる意味は、ベテランだから、若手だから、などとは関係なくしっかり指導できることを新里(裕之、テクニカルディレクター、秋田時代は横山監督とヘッドコーチとして共に戦った)から評価されたと思っているんです。

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