【無料記事】【トピックス】『首位神戸を迎え撃つ』 翁長聖「個の強い相手に対し、チームとして戦うことが大事」11月10日(日) J1第36節 ヴィッセル神戸戦 14:00 味の素スタジアム(24.11.6)
■自分がゴールを決めるよりも
齋藤功佑のボレーシュートが谷口栄斗、翁長聖の股下を抜け、ポストを直撃。相手に当たったこぼれ球を山田剛綺が押し込んだ。
「ヒールで狙ったんですけど、当たらなかったですね。自分が点を取るより、味方の決めたゴールのほうがうれしい」と翁長は言う。
前節のアルビレックス新潟戦、この49分のゴールが決勝点となり、東京ヴェルディは2‐0の勝利を収めた。
11月10日のJ1第36節、東京ヴェルディ(6位)はヴィッセル神戸(1位)と対戦する(14:00 味の素スタジアム)。第16節のアウェーゲームでは、65分、翁長の際どいところに入れたクロスが山口蛍のオウンゴールを誘発。東京Vはこの1点を守り切り、勝点3を手中にしている。
ここまで翁長は34試合4得点。トータルのプレー時間は2453分で、木村勇大の2603分、 染野唯月の2464分に次ぐ長さである。主軸のひとりとして東京Vを牽引し、タッチライン際でアップダウンを繰り返してきた。
「僕はそういった数字にはあまり興味がない。現在の順位があるのは、チームのなかできちんと積み上げてきたものがあるから。個の強さが特長である神戸に対し、チームとしてしっかり戦うことが大事になると思います」(翁長)
当日の天気予報は曇りで、予想最高気温は17℃となっている。北寄りの風が強まり、そろそろ木枯らし1号が吹きそうな気配だ。用心のため冬装備がおすすめ。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。
《クラブウオッチ》
神戸戦は『稲城市ヴェルディ応援DAY』。同市に在住・在学の方は無料で試合を観戦できる。
「今回、一番の目玉はサッカーYouTuber『LISEM』さんのイベントです。サンフレッチェ広島ユースの出身者で結成され、森保一日本代表監督の息子さんであるけーごさん、たかさん、しげさんは、宮原和也選手のふたつ上で一緒にプレーしています。トークショーではそのあたりの話も聞けるかもしれませんね」とクラブ関係者。J1連覇を目指し、首位に立つ神戸をホームに迎え、入場者数は1万8000人を見込む。当日までに上積みし、狙うは2万人超えだ。
[今季の1試合平均入場者数] 20,615人( → 11/20位)
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2019年 5,371人
2020年 2,429人(コロナの影響により参考外)
2021年 3,246人(〃)
2022年 4,955人(〃)
2023年 7,982人
●ランド地獄耳●
▼先日、木村勇大は友人に誘われ、あきる野市の秋川渓谷に釣りにいったそうな。「よくわからないですけど、小さい魚がたくさん釣れて面白かった。魚は触れないですね。動くんで。釣りエサの虫? ダメダメ。人に付けてもらいます。動くんで」。小さくて動くものは苦手だ。
▼シーズンの大詰め、J1は残り3試合で、J2は次が最終節。古巣のジェフユナイテッド千葉が気になる見木友哉は「4年間お世話になったクラブで、いまは一ファンとして応援しています。最後の山形戦に勝てば、自力でプレーオフ出場を決められる。勝ち抜いて、昇格してほしいです」。想いよ、届け。