【フットボール・ブレス・ユー】第66回 意地とプライド(23.11.10)
第66回 意地とプライド
今日もランドはボールを蹴る音がそこかしこから聞こえる。空が晴れようが雨が降ろうが、チームの調子がよかろうが悪かろうが、サッカーを友とする人たちが集い、いつもと変わらない日常がある。
芝の緑が眩しく、見える景色が少し違うように感じるのは、こちらの気分のせいだ。東京ヴェルディは自動昇格の可能性を有し、2023シーズンの最終節を迎えた。
すでにFC町田ゼルビアが優勝とJ1昇格を決め、残る自動昇格枠はひとつ。それを2位の清水エスパルス(勝点73 得失点+44)、3位のジュビロ磐田(勝点72 得失点+29)、そして4位の東京V(勝点72 得失点+24)が争っている。
シーズン終盤に入り、昇格争いの様相がはっきりしてきた頃、城福浩監督に訊いた。上位陣はだいたい予想どおりのメンツになっているか、と。
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