「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-38[A] 横浜FC戦に向けて ~永井監督、梶川、クレビーニョ、李~(19.10.26)

とにかく陽気なクレビーニョ。若狭大志に師事し、悪い日本語から次々に習得している。

とにかく陽気なクレビーニョ。若狭大志に師事し、悪い日本語から次々に習得している。

27日のJ2第38節横浜FC戦(14:00 ニッパツ三ツ沢球技場)に向けて、永井秀樹監督、梶川諒太、クレビーニョ、李栄直は次のように話した。

DF31クレビーニョ
――最近、攻撃での仕事が目立っています。第36節FC琉球戦の2アシストはすばらしい仕事でした。
「中盤でボールを受けて前を向き、ボールを運ぶか、パスを出すかが自分の役割。チームの2点目、(小池)純輝のゴールについては、彼がいいタイミングで相手の背後に走ってくれたおかげだよ。さらによかったのは落ち着いてシュートを決めてくれたこと。(森田)晃樹の得点も同様に、ライン間でボールを受け、相手のマークがきてなければ前進させることが重要だった。ワカ(若狭大志)が速いボールを足元にくれて、晃樹の動き出しのタイミングも完璧。すべてがうまくいったシーンだったと思う」

――右サイドアタッカーとフロントボランチでは要求されることが変わってくると思われますが、戸惑うことは?
「問題ない。中盤でもプレーした経験があり、それぞれのポジションの役割やプレーの仕方は身体が覚えているから。やっていくうちにすぐ思い出すだろうと思っていた。ポジションの役割というものは、チームを機能させるためにある。大事なのはそれを理解しておくことだけ。強いて違いを挙げるなら、中盤ではパスの経由点をつくり、ボールを運ぶのが重要な仕事になる。それくらいかな」

――クレビーニョ選手はいいプレーを見せたあと、手をおでこにやってスタンドを見回しますよね。あれは誰に向けたものですか?
「いつもやっているわけではないね。琉球戦では知り合いのハモンがメンバー外でスタンドにいたから、ゴールやアシストをしたら『おまえに向けて、あの仕草をやるぜ』と約束していたんだ」

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