【マッチレポート】J2-33[A] 大宮アルディージャ戦『永遠のテーマ』(19.9.23)
2019年9月22日(日)
J2第33節 大宮アルディージャ vs 東京ヴェルディ
19:03キックオフ NACK5スタジアム大宮
[入場者数]8,408人 [天候]曇のち雨、中風、気温21.4℃、湿度90%
大宮 2‐0 東京V
前半:1‐0
後半:1‐0
[得点]
1‐0 イッペイ・シノヅカ(22分)
2‐0 酒井宣福(76分)
●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF19 小池純輝(84分 カン)
DF3 近藤直也
DF8 内田達也
DF24 奈良輪雄太
MF31 クレビーニョ
MF20 山本理仁
MF38 梶川諒太
FW6 井上潮音(74分 森田)
FW10 レアンドロ(36分 新井)
FW11 ジャイルトン・パライバ
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF2若狭大志、17李栄直。MF13新井瑞希、16森田晃樹、23田村直也。FW50カン・スイル)
監督 永井秀樹
■永井監督の賭け
よいゲームとは、何か――。この概念をどう定義するかは、個人によって考えが分かれるところだろう。何よりも勝つことに重きを置く人がいれば、プレーの美しさ、エレガントを希求する人、心を震わす戦いを欲する人など、ゲームにおける価値の見出し方はそれぞれだと思う。
書き手である僕にとっては、要点をかいつまんで話せない、すなわち簡単に要約できないゲームという結論に至っている。主要な部分以外にも、語るべきもの、見過ごせないことが多すぎ、さらに言葉では説明しがたい非論理的なことまであったりして、ざっくりまとめるのがためらわれる。そのうえ、いま目の前にあるのがこのチームのサッカーなんだと一本筋が通っていれば、なおよい。
その観点では、大宮アルディージャ戦はよくないゲームということになる。
相手の守備を崩せず、セットプレーから2発被弾。すごい。句読点を含めてたったの23字にまとまった。まるでコンピューターがシミュレートしたような、意外性のない結果となった。
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