「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-20[A] FC岐阜戦に向けて ~ホワイト監督、林、佐藤、山本~(19.6.29)

着々と出場機会を増やしている山本理仁。才気煥発なレフティだ。

着々と出場機会を増やしている山本理仁。才気煥発なレフティだ。

30日のJ2第20節FC岐阜戦(18:00 岐阜メモリアルセンター長良川競技場)に向けて、ギャリー・ホワイト監督、林陵平、佐藤優平、山本理仁は次のように話した。

MF20山本理仁
――中盤の底で井上潮音選手と組む場合、大まかな役割分担のようなものは?
「潮音くんも僕も守備はできるほうなので、一方が前に出たらもう一方はリスク管理を重視といった具合ですね。攻撃と守備、どちらかに偏るのではなく、ほぼ5:5の割合。ビルドアップで最終ラインに落ちる場合もそう」

――山本選手にとってはランド育ちの先輩、日本代表の小林祐希選手がトレーニングに参加しています。
「声を出して引っ張っていくところや振る舞い方を見て、これが代表選手なんだなと。足元の技術はもちろん、ボールを取って前に出ていく力やパスとシュートの選択の仕方など学ぶことは多いです」

――レフティであることをはじめ、共通項はいくつか見られる。
「近いプレースタイルではあると思います。自分と比べてどうこう言えるような存在ではないですけど。今日の練習では中盤でダブルボランチを組ませてもらい、アドバイスを受けることもありました」

――どんな助言を?
「たとえば、相手の形によっては、ボールをもらいに落ちると向こうのボランチも連れていってしまい、かえって難しくなるケースがある。その際は、落ちすぎることなく中間の位置を取ったほうがいい、とか」

――17歳の頃の小林選手は、直接ゴールを狙える位置でプレースキッカーとして飛び抜けた武器をすでに持っていました。山本選手は?
「ユースでは蹴ってましたね」

――いまのチームには、同じ左利きでキックが得意な藤本寛也選手がいる。
「そういう場面で寛也くんは真っ先にいく。蹴らせてもらえようが蹴れまいが、まずはそこに立つ。見習いたいところです」

――次節のFC岐阜戦、今季二度目の先発のチャンスなのでは?
「どうですかね。わからないですけど、常に準備はしています」

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