「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-2[A] ヴァンフォーレ甲府戦『とりあえず、勝点1』(18.3.4)

『三銃士』2018.3.3

『のちの甲斐三銃士である』2018.3.3

2018年3月3日(土)
J2第2節 ヴァンフォーレ甲府 vs 東京ヴェルディ
14:05キックオフ 山梨中銀スタジアム
[入場者数]10,192人 [天候]晴、弱風、気温23.2℃、湿度20%

甲府 0‐0 東京V
前半:0‐0
後半:0‐0
[得点]
なし

●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF23 田村直也
DF3   井林章
DF4   畠中槙之輔
DF24 奈良輪雄太
MF8   内田達也
MF33 渡辺皓太
MF38 梶川諒太(66分 林陵平)
FW35 藤本寛也(57分 佐藤)
FW7   アラン・ピニェイロ(87分 澤井)
FW9   ドウグラス・ヴィエイラ
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF2若狭大志。MF16佐藤優平、20井上潮音。FW11林陵平、14澤井直人、26高井和馬)

監督 ロティーナ

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■佐藤優平、今季初出場

6年ぶりの山梨中銀スタジアム(小瀬スポーツ公園陸上競技場)である。以前、何度も来訪したはずだが、周辺の景色はすっかり忘れていた。ホーム側ゴール裏の「♂」を目の当たりにし、自分がいまどこにいるのかようやく実感できた。

この日、ヴァンフォーレ甲府はホーム開幕戦。発表された入場者数は1万192人だったが、もっと入っているように見える。スタジアム収容率のマジックか。

前半は互いにミスが多く、ピリッとしない内容だった。

「相手のプレッシャーはそれほどでもなかったんですが、ポジショニングなどが悪く、うまくいなせなかった。リズムをつくれなかったですね。奪ったボールをもっと大事につなげていれば」(畠中槙之輔)

もっとも、徹底したリアリズムに裏打ちされたロティーナ監督のサッカーは、ゲームがこう着して動かなくなりがちである。「肉を切らせて骨を断つ」とは対極にあるスタイルだ。最終的には相手が根負けするという見込みも勝算に含まれているに違いない。

(残り 1803文字/全文: 2669文字)

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