【有料解除】【トピックス】『SBGヒーロー2016』総評・前編(2016/11/27)
■能力の高さを示した安在和樹
海「おれが3位で迷ったのは、アンカズとシーズン前半を支えた井林章。あとは田村直也かな。やはり、こういった投票は、印象度の問題で後半活躍した選手のほうが断然有利なんだよ。文学賞や映画賞と同じ。印象の新鮮さで、近いほうが上にくる。アンカズは夏前までのんびりしてたから。終盤は本当にスーパーな活躍ぶり」
林「こないだ仕事でデータを見直す機会があったんですが、アンカズの出した数値はすばらしいですよ。クロス、パス、ドリブル、空中戦、インターセプト、タックル、どの成功率も上位です」
海「そんなに?」
林「はい、トータルでは抜けてますね。特に面白かったのが、パス交換をした選手の組み合わせのデータ。上位の組み合わせには、すべてアンカズが絡んでいます。今季のヴェルディは、じつは彼を中心にボールが回っていたということ」
海「言われてみれば……。最後のほうは中盤の底に入り、完全にパス出しの拠点となっていたし」
林「よって僕は3位。投票結果を見ると、アンカズを2位に推した読者がかなり多いですね。納得です」
「闘志溢れる駆け上がり、ボールキープですべて報われた気がした。彼の左足が日本一と言われる夢を見れる」(soma1969)
「レギュラーとして外せない選手。来年も絶対必要」(シセ)
「やっぱり左はアンカズ。今季は感情の伝わるプレーも見られて頼もしくなった。最後は適任がいなくてボランチもやってくれた」(ズヤ)
「左サイドバックはもちろん、最後は慣れないボランチでも活躍。昨年にはあった、試合が始まる前に撮る写真での、おふざけがなかったため、惜しくも2位に」(まさ)
「彼の高いインテンシティでチームを押し上げてくれた。来年残ってくれるか心配」(CNM16)
「シーズン序盤は試合に出れないときもありましたが、中盤以降欠かせない選手でした。時折見せる気迫のこもったドリブルが好きです。ボランチのとき、意外? な視野の広さにもビックリ」(gm0510)
「安定した活躍。ボランチとしても新境地開拓。サッカーIQの高さを見せた」(taku)
「札幌戦でのシュートブロック。あれがなければ、残留争いに巻き込まれていました」(IC)
「ホーム金沢戦、ラストの攻め上がりは感動した。ボランチにも可能性を感じた。来年もいてほしい」(Kakegawa Takahiro)