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「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【監督・選手コメント】J2-9[H] 水戸ホーリーホック戦に向けて ~冨樫監督、安在、中後、田村、柴崎~(2016/04/22)

トレーニングを終えた、安在和樹と柴崎貴広。

トレーニングを終えた、安在和樹と柴崎貴広。

4月23日、J2第9節の水戸ホーリーホック戦に向けて、冨樫剛一監督、安在和樹、中後雅喜、田村直也、柴崎貴広は次のように話した。

DF6 安在和樹
――前節の横浜FC戦は、3試合ぶりのスタメン出場となりました。
「外されたとき、監督やコーチから指摘されたのは、主に仕事量の少なさ。昨年に比べ、攻守ともに減少していると」

――身に覚えは?
「ちょっと少なめなのかな、とは思いましたけど……。もっとできる、もっとレベルを上げられるはずだと期待してもらい、それに対してプレーで示せなかったから外された。一度、自分を見つめ直す意味ではよかったと思います」

――横浜FC戦の後半のパフォーマンスは求められる水準に達しているのでは?
「試合後、冨樫さんからもそう言ってもらえました。相手を押し込み、深い位置で攻撃に絡む回数を増やせれば、自分の持ち味をより出せる。同点に追いついたあと、逆転するまであと少し力が足りなかった」

――あれぐらいをアベレージに?
「そうですね」

――水戸の印象は?
「三島(康平)選手をはじめ、前線のパワーがあり、中盤はゲームをつくれる経験豊富な選手がいる。一方、バックラインは若い選手で構成されています」

――マッチアップが予想されるのは……。
「ロメロ・フランク選手。身体が強く、南米の人らしい技術もある。前に出ると能力を発揮するタイプです。反面、背中を取られると、ついていけない場面が見られました。積極的に裏をつき、主導権を握りたいと思います」

MF8 中後雅喜
――チームは3試合引き分けが続いています。
「毎試合、勝点3を取るつもりでやってはいるんですけどね。結果、3つともドローに。個人的にも復帰してから勝てていないので、次はホームですし結果を出したい気持ちはより強いです」

――前半の得点がゼロという現状については?
「もちろん、早い時間に先制できればそれに越したことはないですが、そこはあまり気にしていません。前後半でチームの出来が極端に上下するゲームになりがち。90分を通してコントロールできるようにしたい」

――水戸についてはどう分析していますか?
「前線からしっかりプレスをかけてくるチーム。まずはそこじゃないですか。相手のプレッシングをうちが外せるか、外せないか。無理にボールをつなごうとして取られてはいけないですが、かといって大きく蹴っていたらリズムが出ない。ボールを横に動かしながら、いいタイミングで縦に速いボールを入れる。そういった試みがより必要になってくるでしょうね。時間帯によっては、プレスのかけ合いのようなゲームになるかも。戦術面で似通った部分があり、そこでどちらが個々の特長をより生かせるか、といった点が重要になると思います」

――ご自身のコンディションの面は?
「大丈夫。3試合、90分プレーできましたから。流れの悪い時間もちゃんと走れた。おそらく水戸戦も体力的にタフなゲームになりますよ」

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