笠原昂史/古巣で出会った“レジェンド”の思いも胸に「襲い掛かっていく」☆小島幹敏/「成長した姿を見せたい」☆長澤徹監督/「一丸となるチャンス」【水戸戦/コメント】
笠原昂史がシーズン当初から特別な思いを抱いていた水戸との対戦だ。2年ぶりのJ2で古巣と対戦できる喜びはひとしお。お世話になった方々が指導陣にずらりと並び、昨季いっぱいで引退した“レジェンド”と出会えた感謝もプレーに込める。小島幹敏にとっては水戸への期限付き移籍はターニングポイントの一つ。他チームで武者修行した経験は、大宮とはまた一味違う価値観を知る機会になっただろう。笠原と小島、長澤徹監督が水戸戦へ向けて意気込みなどを語った。
元同僚・飯田の得点を絶賛
水戸サポへのメッセージも
【笠原昂史】
Q.プロ15年目を迎え、今節の水戸はキャリアがスタートしたチームです。
「僕をこの世界に拾い上げてくれたクラブだし、長く芽が出切らないなかでも我慢強く育て上げてくれたと思う。何より(本間)幸司さん(現水戸のクラブリレーションオーガナイザー)と出会えたクラブっていうところが、振り返ってみて僕にはやっぱり一番大きな出来事だった」
Q.今シーズン初めに話を聞いたときは『本間さんの思いを継いでいきたい』ということでしたが。
「本当にまだ続けると思っていた。ピッチ上ではお互い一番遠い位置だが、また会えると信じてやってきた。それが叶わなくなると思うと、少し残念な気持ちもある。J2でやっているクラブの選手たちは、みんなJ1を目指していると思うし、それが届かずに引退していってしまう選手もいるなかで、たぶん幸司さんもその一人。水戸をJ1にという思いを強く持って長年やってきた選手だと思うし、一緒にプレーした選手として
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