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大宮花伝

縁あるライバルに襲いかかって2年ぶりのJ2で2連勝。藤井一志が2試合連続の決勝ゴールで再びヒーローに【甲府戦/マッチレビュー】

■明治安田J2リーグ第2節・2月22日(土)14:03キックオフ
NACK5スタジアム大宮/9,872人
RB大宮アルディージャ1-0ヴァンフォーレ甲府
【得点者】大宮/13分 藤井一志

 

 

▼歓喜の瞬間は開幕戦と違って…

スタジアムはガタガタと震えるほどの寒さだ。公式記録は気温7.4度となっていたがマイナスに感じるくらい。手がかじかんでいうことをきかないなか、試合終了のホイッスルが鳴って“体内温度”は爆上がり。甲府と2連勝を争ってウノゼロ勝利をつかみとった。

ヒーローはまたもや藤井一志。開幕戦は途中からだったが、昨年7月の第22節以来の先発出場で2試合連続の値千金弾を決めた。

「チーム全員で取ったゴール。たまたま僕があそこにいたというだけだと思うし、ビルドアップから崩しのところまでチームでやろうとしている形が出た。東海大学(3年次)で得点王を取ったときも、こぼれで稼いでいたし、あのシーンも最後まで足を止めずに信じて動き続けたというところから生まれたゴール」

開幕戦はゴール直後、「一瞬、マジで声が聞こえなくなって、『あ、なんかゾーンに入るってこういうことを言うんだ』って」と興奮状態。「最初の1、2歩ぐらいはパッて(音が)止まったが、そこからは地鳴りのような歓声でなんとも言えない高揚感だった」。

そして、チームメートが何人も祝福に訪れたが今回は少し違ったようだ。

「思ったより

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