「1つ差で殴り勝った」熱戦。安堵のJ2復帰、そしてもう一つのミッション達成へ【福島戦/マッチレビュー】
■明治安田J3リーグ第32節・10月13日(日)14:00キックオフ
NACK5 スタジアム大宮/11,274人
大宮アルディージャ 3-2 福島ユナイテッドFC
【得点者】大宮/32分 浦上仁騎、45+2分 泉柊椰、57分 石川俊輝
福島/34分 森晃太、90+5分 澤上竜二
▼勝負どころを仕留める胆力
「ホッとしています」−−。
J2昇格を決め、小島幹敏が一息ついた。フィールドプレーヤーで唯一、開幕戦からフル出場しているなか、喜びよりも安堵が勝るところに今季の重圧がどれほど大きかったか伝わってくる。1年で“絶対”に元の場所に戻らなければならない使命。その厳しさからスタートし、一つ目を達成した。そして、もう一つの達成へ。
「次、ホームで優勝を決められる。舞台が整いましたね」
この日はJ2昇格の瞬間を見届けようと多くのオレンジサポーターが駆けつけ、今季最多の1万1274人が集結。また、新オーナーのレッドブル首脳陣が見守る“御前試合”でもあった。期待が充満したホームスタジアムで福島と点を取り合い、長澤徹監督は「1つ差で殴り勝った」と表現し、「最初のミッションがクリアできた」とうなずいた。
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