今年1月に急逝の横山知伸氏を偲ぶ会にチームメートだった現役選手やOB、指導者らが参列。川崎に同期入団の田坂祐介氏と菊地光将氏が友人代表あいさつ【番外編の巻】
泉澤「本当に助けられた」
6月18日、今年1月に38歳で逝去された横山知伸氏を偲ぶ会が大宮の主催で行われ、生前に親交のあった指導者やチームメート、サポーターら約250人が横山氏との別れを惜しんだ。
東京都出身の横山氏は帝京高校を卒業し、浪人生活を1年間過ごして早稲田大学に進学。その後、川崎でプロキャリアをスタートさせ、C大阪、大宮、札幌、熊本、岐阜を経て指導者の道に進んだ。札幌のアカデミーでフィジカルコーチを務め、大宮に戻ってトップチームのフィジカルコーチ、大宮のU18フィジカルコーチ兼コーチとして活躍した。
偲ぶ会では佐野秀彦社長があいさつに立ち、続いて友人代表として川崎で同期入団した田坂祐介氏と菊地光将氏が思い出などを語った。また、会場には横山氏とともに大宮時代を過ごした河本裕之氏、大屋翼氏、長谷川悠氏、渡邉大剛氏、大宮U18コーチの金澤慎氏、同GKコーチの江角浩司氏らが参列。
現役選手は大宮に同期入団した泉澤仁、家長昭博(川崎)、和田拓也(横浜FC)、岩上祐三(相模原)、袴田裕太郎(東京V)、岡庭愁人(千葉)、奥井諒(栃木シティFC)、加藤有輝、高柳郁弥らが並んだ。このほか川崎時代の監督だった関塚隆氏、札幌時代の社長の野々村芳和Jリーグチェアマンらも駆けつけた。
祭壇には所属チームでのプレー写真や花が生けられ、照明は一定の時間でそれぞれのチームカラーに変化する演出だった。会場内には横山氏の帝京高校のユニホームから始まり、大宮の指導スタッフのウェアまでが飾られるなどしていた。
「横が大好きでした」
【菊地光将氏あいさつ】
横とは川崎フロンターレの同期入団で4年間、そして大宮アルディージャで3年間ともにプレーしました。同期入団のタサ(田坂氏)と毎日の練習の行き帰りや食事だったり、本当に多くの時間をともに過ごしました。高卒で入った吉田勇樹も含めて同期は本当にいい関係が築けました。横は本当、タサも言いましたが、物腰やわらかい性格で誰からも慕われる、愛される人柄でした。
横とは思い出がたくさんあります。子どもの年も近かったので、練習終わりに「今日、この公園に集合ね」と言って、子どもを遊ばせながら2人でサッカーの話やプライベートの話、いろんな話をしたのもいい思い出です。
お互い
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