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大宮花伝

市原吏音/高校ラストシーズンでクラブ新記録。大宮U18、トップ、代表とフル回転「本当に幸せ」【アカデミー便り】

 

市原吏音が今季後半戦のMVPと言っていいだろう。7月12日、天皇杯3回戦のC大阪戦でトップチームデビューを飾り、18歳5日はクラブ史上最年少だった。J1勢を相手に堂々と渡り合って原崎政人監督の信頼を得て、同月16日の栃木戦でリーグ戦に初出場。そこから最終節まで17試合連続フル出場して押しも押されもせぬ中心選手になった。そして、トップチームでの活動を終えるとU−18日本代表のスペイン遠征に参加し、キャプテンを務める大宮U18へも復帰して活躍を続けた。高校生ラストマッチの高円宮杯JFA U−18サッカープレミアリーグEAST昌平高校戦は2−1で勝って残留を決め、苦楽をともにしたチームメートと笑顔で締めくくった。

 

将来は「まず日本代表」

Q.トップチームで過ごした収穫はどういうところでしょうか。
「対戦相手のレベルが高いのはもちろんだが、多くの観客がいるなかでプレーするというのはなかなか経験できない。観客に見られていることや雰囲気がいつもと違うと普段の自分のプレーを出せないなど多少なりともあったが、少しずつ慣れていくと昌平高校戦もそうだがリラックスして入れる。外の声も聞きながらプレーするということに少しずつ慣れていったかなと思う」

Q.大宮U18に戻ってきて、どういう役割を果たしていきたいと考えていましたか。
「試合というよりも練習でもっと強度の高いなかでやったり、パススピードなどはユースに戻ったからとユースに合わせるんじゃなくて、トップチームの基準を自分的には求めてやっていこうと思っていた。そういうところは試合前の1週間でみんなには求めていた。あとは何よりも失点しない、チームを勝たせるというのが仕事だと思っていたのでちょっとホッとしています」

 


 

Q.昌平高校戦を振り返って。

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