大宮花伝

今季2度目の2連勝達成! 原動力は“守破離”の精神【栃木戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第32節・10月3日(日)14:00キックオフ
カンセキスタジアムとちぎ/4,861人
栃木SC 1-3 大宮アルディージャ
【得点者】栃木/57分 谷内田哲平 大宮/4分 西村慧祐、51分 菊地俊介、83分 河本裕之

▼アウェーの地に集った援軍の前で

900人超の援軍が敵地に集まった。この日の観衆は4861人で約5分の1をオレンジが“ジャック”。緊急事態宣言が解かれてから1試合目となり、アウェーでもホーム同様の熱量あふれる光景が広がる。菊地俊介とチームメートは「すごいたくさんいる」と目を丸くし、西村慧祐は「勝利を味わって帰ってほしい」とあらためて闘志を奮い立たせた。

“大宮一丸”で臨んだ先に待っていたのは2連勝。栃木を3−1で退けて、順位は14位に上昇した。しかも、アウェーの勝利は6月27日の山口戦以来、約3カ月ぶりだ。栃木に勝ったのも約3年ぶりの出来事。霜田正浩監督は「栃木のパワープレーをことごとく跳ね返し、体を張り、自分たちの形で点を取ることをやってくれた」と奮闘をたたえた。

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