【大東京書簡】第一信『新参者ですが、何か?』郡司(24/1/30)
FC東京の番記者である後藤勝さん、J2バスターズの一員でおなじみ東京ヴェルディの番記者・海江田哲朗さん。この2人の間で交わされていた『東京書簡』にゼルビアTimesの郡司聡が加わることになりました。今回からリニューアルした往復書簡『大東京書簡』をお楽しみください。
トップリーグを揺るがす。黒田剛監督の野心は実るか
■“ルーキーイヤー”の所信表明!?
突然ですが、東京のJ1・3クラブを愛するみなさん、こんにちは。タグマ!でFC町田ゼルビアの旬な情報をお届けしている「ゼルビアTimes」編集長兼主筆の郡司聡です。このたび、FC東京、東京ヴェルディ、FC町田ゼルビアが一緒にJ1を戦う記念すべきシーズンということで、大東京書簡に参戦させていただくことになりました。第1回目の大役、しっかりと務めさせていただきます。
堅苦しい話はこれくらいにして…。わが町田にとって、2024年は記念すべきJ1初挑戦のシーズン。2012年のJリーグ参入から1年での下部リーグ降格を経験し、JFL、J3を経て、16年にJ2復帰。そこから8シーズンを戦った結果、昨季は2位のジュビロ磐田に勝ち点12差をつけて、ダントツのJ2優勝を勝ち取り、悲願のJ1昇格を決めました。
オリジナル10のヴェルディ、ルヴァンカップや天皇杯のタイトルホルダーであるFC東京に比べれば、わが町田はJリーグの歴史的立場上は“後発”であり、“新興”のクラブです。そのため、「町田は東京の“第三勢力”として、謙虚にルーキーイヤーを戦います…」と言いたいところですが、現場の長である黒田剛監督の野心はそれにとどまることを許してくれません。
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