「ゼルビアTimes」郡司聡

僅差という名の完敗。精神的優位性で制圧されたチームの一部始終【いわきFC戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第37節
10月1日(土)14:00キックオフ
町田GIONスタジアム/6,417人
FC町田ゼルビア 2-3 いわきFC
【得点者】町田/51分 チャン・ミンギュ、85分 ミッチェル・デューク いわき/31分 山下優人、41分 谷村海那、46分 遠藤凌

▼丸裸にされていた“黒田ゼルビア”

90+6分、2-3のスコアで試合終了を告げるホイッスルが鳴り響くと、勝利したいわきFCの面々はそれぞれ思い思いに勝利の感傷に浸っていた。力強く拳を握り締め、ガッツポーズする者。精魂尽きたとピッチに横たわる選手。またいわきベンチ前では田村雄三監督を中心に歓喜の輪ができていた。その中にはかつて野津田を主戦場としていた小林亮コーチらも含まれていた。試合後、主将の山下優人は言った。

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