想定の超越とチャレンジの空転。今季初黒星につながった2つの“誤算”【ブラウブリッツ秋田戦/マッチレビュー】
■明治安田生命J2リーグ第8節
4月8日(土)14:00キックオフ
町田GIONスタジアム/3,219人
FC町田ゼルビア 0-1 ブラウブリッツ秋田
【得点者】秋田/84分 阿部海大
▼3バック採用の理屈
黒田剛監督は熟考の末、ある決断を下した。[3-4-2-1](3-4-3)の導入である。
結果的に1-0で試合を制したものの、ブラウブリッツ秋田と似たようなチームスタイルであるいわきFCとの試合内容が、どうにも指揮官の脳裏を離れなかった。ましてや秋田戦は、「肉弾戦向き」のミッチェル・デュークがけがにより欠場を余儀なくされた。いわき戦と同様のシチュエーションが、黒田監督の決断を後押しした。こうして町田の指揮官は今節、今季初の3バックスタートを決断。指揮官は戦前、英断の意図をこう話していた。
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