「ゼルビアTimes」郡司聡

[3−4−2−1]という奇襲。英断に踏み切った事情と理由【横浜FC戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第12節
4月27日(水)19:00キックオフ
ニッパツ三ツ沢球技場/3,311人
横浜FC 1−1 FC町田ゼルビア
【得点者】横浜FC/9分 長谷川竜也 町田/69分 ヴィニシウス・アラウージョ

▼Jリーグでは10年ぶりの3バックスタート

「われわれ本来の姿を取り戻す」

横浜FC戦を前に発令していた至上命令を具現化するために、ランコ・ポポヴィッチ監督は相手とシステムを噛み合わせる[3−4−2−1]の採用に踏み切った。町田では滅多にお目に掛かれない3バックシステムでのスタート。J2時代を遡れば、2012シーズン、オズワルド・アルディレス体制の晩年が3バックだったが、16年にJ2復帰を果たした“相馬ゼルビア”では、3バックスタートは一度もなかったと記憶している。

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