「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】ペスカドーラ町田、再びプレーオフ決勝へ。粘る湘南ベルマーレを振り切る【マッチレビュー/Fリーグプレーオフ準決勝・湘南ベルマーレ戦】

■FP 22 ダニエル サカイ(町田)
ゴールは日々の練習の賜物
「すごく気持ちの入った試合をできましたし、今日の勝利がタイトル獲得に向けての自信になりました。ブラジルでフットサルをやっていると、今日のような雰囲気は当たり前ですが、あのような空間でプレーできたのは幸せなことです。

(3点目を振り返って)後ろの選手が前に出ていくことで相手のポジションはズレます。練習の中でやってきたことを表現できて、それがゴールという結果につながりました。日々の練習の賜物です。

(プレーオフ決勝の相手である名古屋の印象について)攻撃力の高さ、ブラジル選手も活躍していますし、攻撃に比べると守備に隙があると思います。点を取れない相手ではありません。ウチにはリーグNo.1のピヴォがいます。僕の中では室田祐希が最も重要な選手だと考えています。彼はFリーグの日本人選手の中でもトップクラスの実力を持った選手です。その2枚がいるセットでは十分に点を取る力があります。

(ダニエル・サカイ選手が活躍をしているだけに第1戦を出場停止であることは痛いですね)自分が不在であることは悔しいですが、森岡がいない、イゴールがいない試合でも勝ってきています。第1戦もいまの戦力で戦えると思います。昨年名古屋にいて感じたことは、町田は日本人選手のクオリティーが高いです。外国籍選手ではなく、日本人選手がいかにできるか。それがキーポイントになってきます。そういう意味で言うと、日本人選手のポテンシャル、経験値はウチのほうが有利なのかなと思っています。

(名古屋戦はどんな展開に持ち込みたいですか?)名古屋と対戦して2勝していますので、プレーオフで戦い方を変える必要はありません。作ったチャンスをしっかりと決めること。もう地道にやるしかありません。ディフェンスの集中力を切らさないこと。フィニッシュの精度を高めてチャンスでゴールを決めること。その中で点を取る。当たり前のことを当たり前にやる。それがすごく重要なことだと思います」

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