「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料掲載】白熱の“東京ダービー”。ペスカドーラ町田、執念の同点劇【マッチレビュー/Fリーグ・府中アスレティックFC戦】

【試合後、ミックスゾーンでのコメント】

■FP 8 滝田 学(町田)
ゴールシーンはあまり覚えていない
「(ゴールシーンを振り返って)チームとしても押し込めている時間帯でしたし、もしかしたらこぼれて来るかもしれないなとあまり動かずポスト際に立っていたら、味方が良い形でつないでゴールを決めることができました。チーム全員で押し込めたゴールでした。GKの位置とゴールの位置も把握できていましたし、ボールのこぼれる感じでヒールで押し込んだほうがいいだろうと判断しました。ただあまり覚えていないんですよね……。

1失点目は僕がボールを奪われる形から失点をしてしまいましたし、本当は1-0で折り返せればもっと良い形で試合を進められましたが、イレギュラーの形で失点をしてしまいました。一度逆転されましたが、プレーオフでも同じような状況は起こり得ます。引き分けに持ち込むことはできましたが、勝てればもっと良かったですね。

プレーオフの相手のことは考えていません。僕たちは2位でレギュラーシーズンを終えたいという気持ちでいますし、昨季よりも良い成績でレギュラーシーズンを終えること。それがリーグとしての成果になるので、一つでも良い順位で終わることだけを考えています。今日は引き分けてしまいましたが、今日からプレーオフが始まっているというぐらいの気持ちで戦っています。少しでもチーム状態を上げて、プレーオフに臨みたいです。チーム全体としてもハードワークをできました。明日は引き続き精度と強度を上げて、あとは試合で思い切りぶつけるだけです。

(今季はリハビリからのスタートでした)ダニエル(サカイ)に任せ切りでしたが、彼は僕自身もお手本にできる選手で、彼のプレーを見ることで自分もプレーしたいという歯がゆい思いを抱いていました。シーズンの終盤に合わせて調整を進めていく中で、良い状態でプレーオフに臨んで僕の存在価値を高められる戦いをしたいです。

ダニエルはフィクソのポジションで世界でも戦える選手ですし、個人的には日本のフィクソでNo.1のプレーヤーだと思います。僕も彼に追いつきたいですね。ずっと戦い続けられることは僕自身にも足りないことです。それはお手本になります。

ファン・サポーターの方々の応援にはいつも感謝しています。2018年のスタートを勝ち切れずにスタートできなかったことは申し訳ないですが、残りのリーグ戦1試合とプレーオフ、そして全日本選手権もともに戦い抜いてください」

■FP 20 原 辰介(町田)
ホームのような雰囲気で戦えた
「この2連戦は二つ勝って良い流れを作ってプレーオフに臨みたいとチームで話していたので、今日の試合で勝てなかったことは率直に言って悔しいです。ゲームプランに関しては、前からプレッシングをかけて、ボール回しをしながら裏も突いていこうという戦い方で臨んでいました。府中と対戦するときは相手がある程度引いてくるだろうということも想定してトレーニングを積んできました。複数のシステムを使いながら全体のラインを上げること。守備では前から奪いに行ってショートカウンターで点を取ろうという狙いはありました。

(個人のプレーについて)前からプレッシングをかけることやフリーランニングは自分の持ち味なので、それを出しつつ、ゴールを決めてチームに貢献したいという思いはありました。それだけに点を取れなかったことが悔しいです。

プレーオフに向けて良い弾みをつけて臨めるように、明日の試合を勝ちたいと思います。町田ではない駒沢開催でも多くのファン・サポーターの方が駆けつけて応援をしてもらったことでそれが僕たちの力になりました。ホームのような雰囲気で戦えたので、明日も今日と変わらない熱い応援をよろしくお願いします」

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