【蹴中(しゅうなか)コラム】第14回/MF 11 中村 祐也『不変の自然体』
週中(しゅうなか・ミッドウィーク)にあたる水曜日もしくは木曜日にワンテーマコラムをお届けする新企画【蹴中(しゅうなか)コラム】。第14回はJ2第34節・東京ヴェルディとの『東京クラシック』で節目の今季10得点を超えた中村祐也選手にフォーカスしたコラムです。
▼「駆け引きに勝った」2ゴール
J2第34節・東京ヴェルディ戦、立ち上がりの8分だった。右サイドでボールを運ぶ仲川輝人の姿をチェックし、相手DFの位置取りを確認すると、その瞬間にはゴールへの道筋が見えていたのかもしれない。
「前にいる選手がボールサイドに立っていたので、間にポジションを取ればボールが来るかなと思っていた」
背後にはヘディングの強い井林章が構えていたが、相手のプレッシャーを受けないポジションを取り、フリーで合わせれば、身長差も、競り合う相手の空中戦の強さも、まったく関係ない。巧みなポジションを取り、仲川のクロスを頭で合わせた中村祐也は、このゴールでついにシーズン二ケタゴールに到達した。
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