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伊藤「チームとして次のステップへ」前田監督「勝っていけば目標は達成される」中断の1ヶ月で得た大きな野心、白山戦に向けて【F2第10節・vs白山】[フットサル]

2019年11月1日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

1ヶ月ぶりの公式戦である。この1ヶ月、YSは休んでいたわけはない。インドネシア代表やF1の立川・府中など、強敵とのトレーニングマッチを積み重ねた。昇格という目標を持つ彼らはさらにその先、F1で勝つための力を求める日々があった。

平沼での戦いは9月ぶりである。対戦相手の白山は現在7位と下位に低迷。また第3節の北九州セントラルで、11-0で対象をした相手でもある。さらに、白山は限られた人数で戦う苦しいシーズンを送戦っている。だからこそ白山にとって、この1ヶ月の休養後の試合は、その選手層のハンデを補うことが可能となる。首位を相手に何かインパクトを残す、そして大敗のリベンジをと彼らは考えているだろう。YSは第3節の時以上の強さを、7月の対戦からどれだけ積み上げてきたのかを魅せる、という結果以上のものを手にしなければいけない難題がある。

第10節を迎え、いよいよ終盤に差し掛かった。勝つことでしか昇格へのカウントダウンは減らない。そのことを彼らは胸に、結果と共に内容を求める次のステップへ移行していた。

 

▼NEXT MATCH
Fリーグ2019/2020ディビジョン2 第10節
Y.S.C.C.横浜 ― ヴィンセドール白山
2019年11月4日(日)17:00 横浜市平沼記念体育館

 

▼勝たないと意味がない、勝てば目標は達成される

前田佳宏 監督

前田 前回の公式戦から1ヶ月ぐらいの時間がありましたので、その準備をしたものをしっかり出したいと思います。僕らは勝たないと意味がないと思っていますし、勝っていけば僕らの目標は達成されますのでしっかり今回も勝利だけを見てやろうと思っています。

――栗林大地の長期離脱が発表されました。それに伴いメンバー編成などの変更もあると思います。

前田 彼がケガをしたのは少し前のことで、前節の試合にも出れませんでしたので問題はないと思います。また、今いるメンバーがいつも主力だと思っています。ただ、タイプが違う選手に変わるので若干やり方は変わるのかなと思います。

――控え選手はこれをチャンスだと思って、どんどんつかみ取ってほしいですね。

前田 そうですね。いいアピールの場だと思って、全員が前向きにやっています。さらにベトナム代表の2名も加入しますので、みんなの競争がさらに激しくなると思います。

 

▼結果はもちろん、内容で魅せないといけない

伊藤玄

伊藤 ホームをやるたびに、力が付いてきている実感をしています。平沼でやるのが北九州戦以来で久々で楽しみです。浜田と神戸のアウェー2連戦を勝ち点6で乗り越えて、中断期間にはインドネシア代表と立川・府中とトレーニングマッチをして、チームとして次のステップにいこうとしている時期だと感じています。『絶っ対昇格!』が目標ですけども、そこで終わりではなくその先を見ながらやれた期間でした。だからこそこの白山戦を勝たないと意味がないと思いますので、しっかり取りに行こうと意識しています。北九州セントラルでやった時はいい結果が出ましたけども、それ以上に積み上がっている力をいかに出せるのか、結果はもちろんのこと特に内容の部分で魅せないといけないと思っています。また、セットごとに積み上がって各セットの特徴もより出てきていますので、そこも見てもらいたいと思います。

もう昇格を争う他のチームのことを気にしても関係ない段階で、自分たちがしっかりひとつずつ積み上げれば優勝が見えてきますので、しっかりと勝利をしたいと思います。

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