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「死に物狂いで全てをサッカーに懸けて戦います」 児玉潤、コンサドーレ札幌へ完全移籍【YS移籍情報】

Y.S.C.C.横浜は、児玉潤のコンサドーレ札幌への完全移籍を発表した。

児玉が横浜に来たのは、2023年。初めての会話で、彼は料理が好きだということを知る。しかも本格的。「無水スープとかミネストローネとか、野菜を使った料理」である。そんな彼がヒョイっとドリブルでかわす。GKのイメージを覆された。

暑かった去年の夏、夏バテ対策には「タマネギと豚肉が良い」と勧めてくれた。メニューはズバリ「しょうが焼き」。そう言った彼は試合中に「ここからだ」と吠え、鋭いパスでアシストを記録。またGKのイメージを覆された。

少し寒くなってきた秋、彼は「季節の変わり目は風邪をひきやすい」と気を遣ってくれる。「レンコン、ショウガ、タマネギ」とつぶやき、「自分も毎朝スープを食べていますので、体調に気を遣っている方にオススメ」とまた新たなレシピを教えてくれた。その数週間後、彼はPKを止めていた。

「札幌での活躍がクラブへの恩返しだと思い、自分らしく頑張ってきます」

北海道か……今度会う時は、魚介類を使った一品を教えてもらおう。

▼サッカー選手としての価値をJ1のピッチで、結果で、プレーで証明する

#16 児玉潤

この度、北海道コンサドーレ札幌に完全移籍する事になりました。

シーズン途中での移籍となり、チームに多大なご迷惑をおかけする中で、自分の意思を尊重してくれたクラブに感謝いたします。

まず、チームの成績に関わらず良い時も悪い時も、自分のことを信じて、ずっと起用し続けてくれた一毅さん、本当にありがとうございます。

そしてサッカー選手として成長させてくれた、GKコーチの西谷さんを初めとする、コーチングスタッフの皆さん、ピッチで共に戦ったチームメイト、クラブに関わる全ての方々に感謝致します。
リーグ開幕6試合未勝利と厳しいチーム状況の中で、自分の挑戦に理解を示してくださり、背中を押してくださり本当に感謝しかありません。

ここからが本当に勝負ですし、サッカー選手としての価値をJ1のピッチで、結果で、プレーで証明する為に、死に物狂いで全てをサッカーに懸けて戦います。

また、ファン、サポーターの皆さん、スポンサー企業の皆様、直接挨拶出来ずに申し訳ありませんでした。どんな時も共に戦って下さりありがとうございました。

札幌での活躍がクラブへの恩返しだと思い、自分らしく頑張ってきます。

1年3ヶ月という短い時間でしたが、本当にありがとうございました。

これからもY.S.C.C.の更なる発展を願い応援しています。

(Y.S.C.C.公式ホームページ)

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