J2第12節藤枝MYFC戦「またしても露呈した”悪癖“。アイデンティティーの欠如が生んだ痛恨の逆転負け」【レビュー】
先制点までは理想の展開
今季、何度も見せてきた“悪癖”が再び顔を出した。
「山口戦から継続しているプレッシングも試合の入りはよかった」
濱崎芳己監督がそう振り返ったように、序盤から水戸は果敢にプレスをかけて藤枝を圧倒する展開を築いた。
その流れを作り出したのは、徹底的に藤枝の3バック脇のスペースを突いて押し込んだこと。それによりチャンスを作り出したことに加え、藤枝の攻撃を深い位置からスタートさせることができ、水戸の強みであるハイプレスをかける展開に持ち込んだ。その流れの中で14分に右サイドを崩して、村田航一が上げたクロスを安藤瑞季がヘッド。ゴールポストに当たって跳ね返ったボールを大崎航詩が蹴り込んで先制に成功した。
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