【HHレポート】「水戸の団体やスポンサーから恩返しとエール!ロアッソ熊本へ支援金を贈呈」 (2016/8/31) ※無料記事

(写真左から)水戸市サッカー協会の澁谷安泰志理事長、加藤明良会長、水戸商工会議所南部ブロックの君島尚之会長、ロアッソ熊本の池谷友良社長、堀原サッカースポーツ少年団OBの和田靜龍さん、大内良一団長
【写真 米村優子】
熊本地震の被害を受けたロアッソ熊本の復興をサポート
今年4月の熊本地震で甚大な被害を受けたロアッソ熊本。その復興を支援しようと、8月11日のロアッソ熊本戦で水戸市内の団体やホーリーホックのスポンサーが募金や寄せ書きの贈呈を行いました。
ホーリーホックと同じJクラブ、サッカーファミリーであるロアッソ熊本のクラブ理念「県民に元気を」「子ども達に夢を」「熊本に活力を」に賛同し、大会や練習場、イベントで募金活動をした水戸市サッカー協会と水戸商工会議所南部ブロック。
全店舗に募金箱を設置して支援金を集めた当日のサンクスマッチスポンサー磯﨑自動車工業株式会社。
熊本産のい草を使ったミニ畳作り体験教室の参加費を全額寄付したピッチ看板スポンサーの株式会社関川畳商店。
東日本大震災直後の水戸対熊本戦で熊本側から無料招待を受けた恩を返そうと、OBや後援会、団員から支援金を集めた堀原サッカースポーツ少年団。各団体やスポンサーが様々な思いから、熊本への復興支援を行いました。
同少年団OBの和田靜龍(せいりゅう)さん(水城高2年)は「震災当時は色々な大会やイベントも中止になった不安な時期でしたが、サッカー観戦に招待して貰ってすごく楽しかった思い出があります。震災を経験した私達にとって熊本の被害は人事ではないですし、支え合うことが堀原のポリシー。当時のお礼と復興へのエールを送りたいと思いました」と当時のメンバーと共にお小遣いや貯金の一部を支援金に当てたと話します。

【写真 米村優子】
これらを受け取ったロアッソ熊本の池谷友良社長は「ホーリーホックは復興の第一歩を踏んだ震災後の最初のホームゲームの相手であり、同じく震災を経験したチーム同士。当日は水戸のサポーターやボランティアの方々に様々な支援、ゲームを盛り上げて頂きまして、大変有り難く思っております。熊本の復旧、復興はまだまだ長い年月が掛かると思いますが、皆さんの温かい気持ちをしっかり受け止めて、我慢強くやっていきたいと思います」と感謝の意を述べていました。
今回の支援金はロアッソの復興支援活動に活用される予定です。
共に震災を経験した水戸と熊本。
サッカーや地域を愛する多くの人々のサポートを受けながら、Jクラブだからこそ出来る独自の復興支援活動をこれからも継続していくことでしょう。
がんばっぺ水戸!がまだせ熊本!
(米村優子)