明らかな温度差……ルヴァンカップ・グループステージ第3節・名古屋戦(A)マッチレビュー
▼2023JリーグYBCルヴァンカップ/Cグループ第3節
4月5日(日) 19:33キックオフ/豊田スタジアム(6,465人)
【得点】
28′ 横浜FC/中村拓海
42′ 横浜FC/伊藤翔
45′+1 名古屋/酒井宣福
78′ 名古屋/永井謙佑
90′ 名古屋/酒井宣福
横浜FCは直近のJ1リーグ前節・福岡戦から中村拓海以外スタメンを10人入れ替え、名古屋も8人をターンオーバーした。前半から守備が上手くハマらず攻め込まれてピンチはあったが、最後をブロックしてしのいだ。しかし名古屋に攻め込まれたことで、攻撃では山根永遠と小川慶治朗のスピードを生かしたカウンターが効いた。背後への脅威で名古屋の守備ラインを下げさせ、28分、ビルドアップから中村拓海が目の覚めるようなミドルシュートを叩き込んで先制。さらに43分、慶治朗の右足クロスに上手く抜け出した伊藤翔が合わせて2点のリードを奪った。
しかし前半ロスタイムに今季初出場のスベンド・ブローダーセンが名古屋のロングボールに飛び出し、ペナルティエリア内で酒井宣福と交錯。PKで1点を返されると、後半はどんどん主力を投入してきた名古屋のパワーに押し込まれる展開に。防戦一方でしっかりクリアする余裕がなくなり、78分にCKから永井謙佑に決められて同点に追いつかれた。横浜FCも山根のクロスや高塩のスルーパスなどで決定機を作るも決められず、最後は力尽き、縦パスからの連携についていけず90分に逆転ゴールを許した。
【選手交代】(横浜FCのみ)
66′ 慶治朗→橋本、マルセロ→西山
80′ 武田→高塩
90′+3 宇田→清水、長谷川→コン・フオン
▼明らかな温度差
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