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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「自信になったプレーもあったけど、まだまだ課題が多かったと痛感している。安易に次も出たいと言える立場、実力には達していない」(山根陸)

[コメント]

MF 28 山根 陸

――デビュー戦の神戸戦をどのように受け止めている?

「試合前はデビュー戦ということもあってすごく緊張していたけど、監督やコーチ、チームメイトやスタッフが自分をサポートしてくれたので自信を持ってピッチに立てた。自分の出来としては満足できるものではなかったけど、長くこの世界で戦ってきた選手と肌を合わせられたのはこれからのサッカー人生において価値あるものだったと思う」

 

――デビュー戦とは思えないようなパフォーマンスだったと思うが、満足できなかった部分は?

「サッカーは90分通してだと思う。試合の入りは少し硬くなってビルドアップがうまくいかない部分があったし、後半は強度が落ちてしまってボールを奪えなかったり、ボール意を持った場面でもミスをしてしまった。ああいうインテンシティの中でもしっかりやらないといけないので、納得できるものではなかった」

 

 

 

――試合の入りは相手のダブルボランチからプレッシャーを受けたと思うが、それ以降はターンでうまく外せたと思う。手ごたえは?

「(西村)拓真くんが1.5列目でいいポジションを取ってくれたので、扇原選手や山口選手がそちらをケアして自分やジョエルくん(藤田譲瑠チマ)が空いてきた。もう少し自分とジョエルくんの関係で打開できるシーンを増やしたかった」

 

 

――喜田選手や扇原選手が得意としていたプレーが随所に見られた。それはユース年代から意識してきた?

「自分のプレーの特徴として、前を向くことやキックの質はアカデミー時代から培ってきたものがある。それに加えてトップチームの選手を見てさらにアップグレードさせなきゃと思っていた。神戸戦ではたまたまそういうシーンがあって、自分の持ち味を発揮できたかなと思う」

 

――日産スタジアムでプレーするのは目標であり通過点だったと思う。あらためてどのように振り返る?

「幼い頃からの夢だったのですごくうれしかった。アカデミースタッフはじめ、いろいろな方々のおかげでここまで来ることができた。これで満足することなく、マリノスを勝利に導ける存在になっていけるように頑張りたい」

 

 

――出場することが分かってからの準備期間をどのように感じて過ごした?

「最初はビックリしたけど、チームを勝たせたいと思った。1月の始動から比べて練習でも成長できている実感があったので、出し切ろうと思った。ピッチに立つ時は緊張よりも、やってやるんだという気持ちが強かった」

 

――先輩からのサポートをどのように感じた?

「支えになったし、自分がピッチで90分間プレーできたのは先輩やスタッフの声掛けがあったから。感謝しかないし、こんなにサポートしてもらったので、これから恩返しではないけどさらに活躍して、声をかけて良かったなと思ってもらえるようにしたい」

 

 

――イニエスタ選手とマッチアップした経験をどのように消化している?

 

 

ヨコエク

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