樺山諒乃介が左45度の角度から右足を振り抜く。無回転気味の強烈なシュートにGK西川はほとんど反応できず、ゴールネットに突き刺さった [エリートリーグ第3節浦和戦レビュー]
ヴィッセル神戸に2-0で完勝した翌日、もうひとつのマリノスが躍動した。
エリートリーグ第3節の浦和レッズ戦が日産フィールド小机で開催され、マリノスが樺山諒乃介の豪快ミドルを含む5-2で勝利を収めた。
この試合に出場したトップチーム選手は樺山と田川知樹、平井駿助の3選手のみ。関東学院大学から3人の練習生が先発し、ユース所属選手が5人先発する構成となった。
対する浦和は、マリノスとは対照的にトップチーム所属選手が9人出場し、ユース所属は2人のみ。現役日本代表GK西川周作や外国籍のトーマス・デン、マリノス育成組織出身の汰木康也といった錚々たる顔ぶれだった。
手加減無用の浦和に対し、マリノスは堂々とアタッキングフットボールを貫く。序盤から最終ラインをハイラインに保ち、最前線から積極的にプレスを仕掛ける。マイボール時はミスを恐れることなくGK田川からショートパスをつなぎ、相手ゴールを目指す。
開始5分に左CKから関東学院大学所属の村上悠緋が先制点を奪うと、41分には樺山が左45度の角度から右足を振り抜く。無回転気味の強烈なシュートにGK西川はほとんど反応できず、ゴールネットに突き刺さった。

村上悠緋(関東学院大学)
後半に入ってもマリノスは攻めの手を緩めない。
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