小柏剛、ジンギスカンの誇りを胸に。「このチャントに恥じぬプレーを見せていければ」と決意表明【2024 J1第3節vs.ヴィッセル神戸(HOME)】

アップ中の笑顔。Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)
3月10日、FC東京は味の素スタジアムでJ1第3節に臨み、ヴィッセル神戸と対戦。後半5分に小泉慶の今シーズン初ゴールで先制したが神戸に逆転を許し、1-2のスコアで今シーズンの初黒星を喫した。
後半12分に宮代大聖のゴールで同点に追いつかれると、その5分後の後半17分、神戸戦に向けて備えていた“セカンドユニット”のうち、まずはジャジャシルバひとりだけが遠藤渓太に替わりピッチへ。後半25分にはエンリケ トレヴィザンの退場によってディエゴ オリヴェイラに替わり木本恭生がスクランブル発進した。
そして後半29分、大迫勇也の直接フリーキックで失点。ビハインドとなったあとの後半38分に3枚替えがあり、小柏剛が東京に移籍加入後初めての出場を果たした。
◆ボール保持が難しい状態を……

セカンドユニットの3枚替えでピッチへ。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)
第2節サンフレッチェ広島戦からは後半の切り札となっている俵積田晃太、昨年4月29日のJ1第10節アルビレックス新潟戦以来315日ぶりの公式戦となった長期負傷離脱明けの中村帆高はもちろん、新加入の小柏にも大きな声援が送られた。そしてこの、伝統の11番を背負うフォワードに向けて何度も繰り返し歌われたチャントは、これまで岡元隼人、福田健二、赤嶺真吾といった攻撃の選手のチャントに用いられてきた、あの『ジンギスカン』の旋律によるものだった。
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