ボールを保持して攻める状況に課題。アジアの洗礼、あるいは初顔合わせと再開初戦の難しさ。この体験を活かして次戦の勝利を狙え【ACL/ドーハ戦記/グループF MD3 東京0-1上海/観戦記】

「これがアジアの戦い」と、長谷川健太監督。次戦の勝利を誓う。©F.C.TOKYO
今シーズンの試合後記事としてお届けする「観戦記」。今回からACL版となります。
9カ月ぶりに再開されたACLのFC東京にとっての初戦同じグループ中、唯一対戦していなかった上海申花(上海緑地申花足球倶楽部)との試合となりましたが、結果は0-1の敗戦。ひとつには、「初戦ということでACLを初めて戦う若い選手も何人か出ていて、少し大会に入れていない選手もいた」(長谷川健太監督)「最初、みんな堅い部分はあったので、その独特な雰囲気に呑まれてしまった部分はあると思う」(森重真人)という、Jリーグとは異なる大会、しかも再開初戦というところの難しさがあったことは否めません。上海申花は既にカタールで2試合やっていましたから、暖機運転が出来ていましたし、多少の疲れがあっても現地の空気、大会の雰囲気に慣れているというメリットのほうが強く出たものを思います。
ただそれよりも、初顔合わせ同士で、そのかみ合わせの良し悪しが相手のほうに傾いてしまったことのほうが敗因としては大きいかもしれません。
(残り 2291文字/全文: 2857文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ