【新東京書簡】第七十二信『Zoom取材って大変ね』海江田(20/5/30)
第七十二信『Zoom取材って大変ね』海江田

自宅でZoom取材に応じる、キャプテンの藤本寛也。ちゃんとトレーニングウェアを着用し、しっかりしている。
■ステイホーム、フライングマネー
負けた、負けた、しこたま負けた。
前回の続き――。4月19日の皐月賞、おれが本命を打ったサトノフラッグは5着。何を思ったか、自信満々で有り金をぶち込み、しおしおのぱーである。しばらく、馬はもちろん、牛、羊、象、キリンにいたるまで四足歩行の動物は見たくもない気分だった。
が、やがて傷は癒える。よしときゃいいのに、いとも簡単に癒えてしまう。明日は競馬の祭典、日本ダービーだ。
凄まじい豪脚を繰り出して皐月賞馬となったコントレイル、2着のサリオスとの勝負づけは済んでいると思われるが、中山の2000メートルで見どころなく敗れた馬がダービーで好走する例は枚挙にいとまがない。その逆もまたしかり。
昨年、未勝利戦を勝ち上がったときから、次の春まで追いかけると決めた馬だ。ここで見限って激走されたら、どうして正気を保てようか(大抵、こうやって傷を深めることになる)。
コントレイルとサトノフラッグの組み合わせを本線に、人気薄が突っ込んでくるのを期待して3連複、3連単を手広く買いたい。サリオスを切る理由なんて見当たらないのだれど、今回は心の底からこないでほしい。頼む!
どうにも首が回らなくなったら、ワッショイファイナンス(悪徳感がすごい)からいくらか回しておくれよ。
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