栃木の元気印、小野寺健也がボールを使ったトレーニングに復帰。「最近、大島選手が嬉しそうにしているんです」【祝復帰】(23.10.19)
「チームに一体感を生む元気印」。小野寺健也を表現する某名鑑のキャッチコピーだ。僕がそう名付けた。
今年2月、右膝前十字靭帯損傷のケガで全治8か月の診断を受けた小野寺が、今週、長いリハビリ期間を経て、ようやくボールを使ったトレーニングに合流した。まだ完全復帰まで先はあるが、その回復ぶりは順調そのもの。現状と今後について久しぶりに話を聞かせてもらった。
▼18日はソワソワした
――リハビリを経て、今日(18日)がボールを蹴ったのは初日ですか?
「今日からですね」
――気持ち的にはどうでしょう?
「やっとサッカー選手に戻れた、という感覚です。こういう感覚は初めてかもしれない。今まではリハビリすることが当たり前だったので、今日は朝から何をすればいいか、ずっとソワソワしていました。いつもはトレーナーからリハビリの紙を渡されて(クラブハウスの)中でメニューをこなしてから始まるのですが、今日トレーナーに聞いたら『今日はないよ』と言われて、あれ、どうしたらいいんだろうと(笑)」
――おお。ボールを蹴るための準備をしたと。
「はい。いつもやっている簡単な膝周りのケアをして、それからグラウンドに入りました。不思議でしたね」
――グラウンドに入ったときは感慨もひとしおだったと。
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