これも栃木の勝ち方。そしてイスマイラ劇場の幕開け。【J2第33節 藤枝MYFC戦 レビュー】(23.9.5)
2023明治安田生命J2リーグ第33節
2023年9月3日19時キックオフ 栃木県グリーンスタジアム
入場者数 3,702人
栃木SC 2-0 藤枝MYFC
(前半2-0、後半0-0)
得点者:15分 イスマイラ(栃木)、20分 イスマイラ(栃木)
天候 晴れ
気温 26.4℃
湿度 83%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 41 藤田 和輝
DF 23 福島 隼斗
DF 16 平松 航
DF 6 大森 渚生
MF 31 石田 凌太郎
MF 7 西谷 優希
MF 24 神戸 康輔
MF 30 福森 健太
FW 32 宮崎 鴻
FW 99 イスマイラ
FW 19 大島 康樹
控えメンバー
GK 1 川田 修平
DF 15 岡﨑 亮平
DF 21 吉田 朋恭
MF 4 佐藤 祥
MF 8 髙萩 洋次郎
FW 29 矢野 貴章
FW 39 レアンドロ ペレイラ

64分 神戸→佐藤
71分 西谷→髙萩
71分 宮崎→矢野
83分 福島→岡﨑
83分 大島→吉田
▼イスマイラの圧巻2ゴールで幕開け
序盤、イスマイラの圧巻ショーだった。
15分、福森が蹴り上げたFKがぎゅんと曲がって藤枝ゴール前に落ちる。飛び込んだ宮崎の足先は完璧にはヒットしなかったが、こぼれ球をイスマイラが押し込んで先制に成功。
相手はこぼれ球から失点が多いという分析の下、準備したものだった。
直後の20分、CB福島から前線へフィードが入ると、イスマイラが相手CBに競り勝って入れ替わり、ソロで中央をぶち抜き、右スミに流し込んだ。
先週の全体練習後、イスマイラが福島に懇願するように何かを要求していた。俺は駆け引きしているから出してくれっ――だっただろうか。
電光石火の2ゴール。イスマイラの脅威、決定力。
そして、福森もここにきて結果を出している。2試合連続でFKから先制ゴールを演出。イスマイラが2ゴールを奪った直後、23分のFKでもゴール前に山なりに越えて落とすFKから宮崎の決定機を演出するなど、結果重視の時期に福森がきっちりと仕事を果たすのだった。
ゲームは藤枝がボールを握る展開だった。
(残り 4482文字/全文: 5340文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ