【サッカー人気2位】サミュエルはこのチームの中でリーダーになる素質や能力を持っ…

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

ダービーもベクトルは「前へ」。勝利への執念、必死さで上回ったほうが勝つ。【J2第32節 水戸ホーリーホック戦 プレビュー&コラム】(23.8.25)  

前節はアウェイで長崎と対峙して2対1と逆転勝ち。31節終了時点で8勝11分12敗、勝点35、順位は15位。今節は北関東の宿敵、水戸ホーリーホックとの北関東ダービーをホームで戦う。初の連勝が懸かる一戦。8度目の正直はなるか。キックオフはカンセキスタジアムとちぎにて26日(土)18時を予定する。 

 

PICK UP 近年の悪しき流れを食い止めたい

 

▼いい流れは関係ない

2つ連続で勝たないと順位が上がらない。終わったあとにみんなで『次はマジで勝とうぜ』という話はしたし、絶対に勝ちたい」(大島)

「連勝がないことはみんなわかっているし、次はダービーだし、長崎に勝った直後から全員の頭にあった。そういう声は出ていたし、みんな相当意識している」(大森)

ダービー水戸戦だ。目の前の相手を倒すことだけに集中したい。

前節長崎戦(〇2-1)は相手が53分に一人退場になったとはいえ、その後、有効な攻撃を展開し、逆転まで持っていった。チームとしていい流れにあるのは間違いないが、いったん忘れたい。

栃木は28節甲府戦(〇3-0)で良い勝ち方をした。いい流れで迎えた翌節、ダービー群馬戦の結果や内容はどうだったか。上へと登る梯子を外されたかのような敗戦だった。

いい流れだからと次も勝てる保証などない。今季はまだ連勝がない。たとえゲームがいい流れにならず、厳しい展開や内容になろうとも、臆することなく、目の前に水戸に勝ち切ることだけに集中したい。

 

水戸は31試合終了時点で81112敗。栃木が得失点差で上回るだけで、同じ勝点で並ぶ。

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