「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

もう一度「強度」に満ちた栃木らしい戦いを。【J2第33節 V・ファーレン長崎戦 プレビュー&コラム】(22.9.20)

前節はアウェイで大宮アルディージャに3失点惨敗、連敗を喫した。肝心要の強度で相手に上回られたことから目をそらしてはいけない。そして自分たちを取り戻さなければいけない。大宮戦から中2日で迎える今節のアウェイ長崎戦は、21日、トランスコスモススタジアム長崎で19時にキックオフを迎える。

  

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▼中2日のロングアウェイ長崎戦

長崎側のコロナ関連の事情により延期となっていた33節。明日2119時からトランスコスモススタジアム長崎で実施されるが、新たな日程はホームの長崎が直近の試合から中3日、アウェイの栃木が中2日という日程に設定された。

言うまでもなく、コロナ禍だろうとリーグ戦の公平さは極力担保されなければならない。コロナに罹患することはやむなしであり、お互い様だが、そうなったときにスムーズに日程を再構成できるか否かはクラブのマネジメントに懸かっている。長崎側に諸事情があったようだが、この再日程の不公平さはモラルとしてどうなのか、改めて強調して書いておきたい。

 

アウェイで前節大宮戦を戦った栃木は中2日でアウェイ長崎に乗り込む。長崎戦のあとには中3日でホーム、下位直接対決となる琉球戦が控える。時崎監督もメンバー選考に頭を悩ませなければならない状況だ。このタイミングでCB鈴木海音がU-21日本代表の活動に帯同することになり、少なくとも長崎戦、琉球戦は出場できない。

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