「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

勝ち切れず、勝たせず。この勝点1の意味は。【J2第26節 大宮アルディージャ戦 レビュー】(23.7.17)

2023明治安田生命J2リーグ第26節

2023年7月16日19時キックオフ NACk5スタジアム大宮

入場者数 6,355

大宮アルディージャ 0-0 栃木SC

(前半0-0、後半0-0)

得点者:

天候 晴
気温 32.0℃
湿度 48%
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 41 藤田 和輝
DF 15 岡﨑 亮平
DF 16 平松 航
DF 5 大谷 尚輝
MF 3 黒﨑 隼人
MF 7 西谷 優希
MF 4 佐藤 祥
MF 30 福森 健太
FW 38 小堀 空
FW 37 根本 凌
FW 36 山田 雄士
控えメンバー
GK 1 川田 修平
DF 21 吉田 朋恭
DF 23 福島 隼斗
MF 24 神戸 康輔
MF 31 石田 凌太郎
MF 45 安田 虎士朗
FW 19 大島 康樹

69分 黒﨑→福島
69分 小堀→大島
75分 西谷→神戸
75分 福森→吉田
83分 山田→石田

 

▼前半は構える相手に攻めあぐねる

栃木がボール保持率で50%近くになるのは久しぶりだ。今季はもうないかもしれない。

ここ数試合の大宮は後ろに5バックを敷いて手堅く守っていたが、栃木に対しても同様だった。

5-4-1で堅くブロックを敷き、栃木にボールを持たせ、栃木が入れてきたボールを奪った瞬間にカウンターに移行するという構え。

対する栃木が3バックとアンカー佐藤でボールを動かし、西谷は一列前、相手の二列目の背中を取ろうとしていたので、ボールを失った瞬間にアンカー佐藤の脇のスペースが空いてしまい、大宮のキーマン柴山に受けられて高速カウンターに移行されるシーンが散見した。

前進された最後の局面では身体を投げ出して事なきを得ていたが、先制されていてもおかしくない不安定な状況だった。

 

栃木は前半、相手の5-4-1のブロックに対して攻めあぐねた。

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