「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

ベストゲームではないが、ベターな戦い方。【J2第25節 ベガルタ仙台戦 レビュー】(23.7.10)

2023明治安田生命J2リーグ第25節

2023年7月9日18時キックオフ カンセキスタジアムとちぎ

入場者数 4,587

栃木SC 2-2 ベガルタ仙台

(前半1-0、後半1-2)

得点者:31分 大谷尚輝(栃木)、58分 フォギーニョ(仙台)、61分 黒﨑隼人(栃木)、74分 菅田真啓(仙台) 

天候 曇り時々晴
気温 29.5℃
湿度 76%
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 41 藤田 和輝
DF 15 岡﨑 亮平
DF 16 平松 航
DF 5 大谷 尚輝
MF 4 佐藤 祥
MF 3 黒﨑 隼人
MF 7 西谷 優希
MF 36 山田 雄士
MF 30 福森 健太
FW 38 小堀 空
FW 37 根本 凌
控えメンバー
GK 1 川田 修平
DF 21 吉田 朋恭
DF 23 福島 隼斗
MF 45 安田 虎士朗
MF 8 髙萩 洋次郎
FW 27 五十嵐 理人
FW 29 矢野 貴章

62分 黒﨑→福島
70分 西谷→髙萩
70分 山田→安田
70分 福森→吉田
82分 根本→五十嵐

 

▼フルスロットルな前半

ベストゲームではないが、今の栃木にとってベターな戦い方だと思う。

あれだけ前半から飛ばしてハイプレスに行っていれば60分過ぎには足が止まるかと思いきや、フルタイムで映像を見直しても、それほど足は止まっていない。交代選手を入れたからと言ってパワーダウンしてしまった印象もない。今季は試合終盤に失点して勝点を落としているのでそれらの印象に引っ張られそうになるが、そんなことはない試合だった。

足が止まってしまって後ろにベタッと引いている、という時間がほとんどなかった。終盤も相手を押し返して自分たちの時間をしっかりと作れている。

それだけに、後半の2失点はもったいない。自分たちの時間帯に、一瞬の隙を見せてしまい、ミス絡みからやられている。そのワンチャンスを決め切る相手の個の能力に屈した格好だった。

(残り 3680文字/全文: 4467文字)

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