J1番記者座談会LIVE(広島x東京V)【4/24(木)22時】

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

「自分を諦めない」気持ちが大集結。90分間フルタイムで高い強度が保たれた快勝劇。【天皇杯2回戦 ブラウブリッツ秋田戦 レビュー】(23.6.8)

天皇杯JFA第103全日本サッカー選手権大会2回戦

2023年6月7日19時キックオフ ソユースタジアム

入場者数 674

ブラウブリッツ秋田 1-2 栃木SC

(前半0-1、後半1-1)

得点者:19分 大島康樹(栃木)、69分 吉田伊吹(秋田)、84分 根本凌(栃木)

天候 曇
気温 19.7℃
湿度 86%
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 41 藤田 和輝
DF 3 黒﨑 隼人
DF 6 大森 渚生
DF 16 平松 航
DF 40 高嶋 修也
MF 7 西谷 優希
MF 13 植田 啓太
MF 21 吉田 朋恭
FW 8 髙萩 洋次郎
FW 19 大島 康樹
FW 32 宮崎 鴻
控えメンバー
GK 25 青嶋 佑弥
DF 2 面矢 行斗
DF 23 福島 隼斗
MF 17 山本 廉
MF 44 揚石 琉生
FW 37 根本 凌
FW 38 小堀 空

 

46分 大森→福島
71分 髙萩→揚石
71分 大島→小堀
83分 吉田→面矢
83分 宮崎→根本

 

▼みんなが良かったゲーム

PCで速報を打っていてメモをとっていないので、雑感の延長版みたいなレビューですがよろしくどうぞ。

全員が攻守に繋がって戦えたというゲームだ。

髙萩が「リーグ戦になかなか絡めず悔しい思いをしている選手たちが多かった。結果はどうであれ、気持ちを全面に押し出したプレーをしないといけないと思っていた」と話しているとおり、全員に“ここでやれなきゃ終わりだ”という空気感が渦巻いていた。

開始早々から髙萩が”飛ばしている”のがすぐわかった。たとえ奪い切れないとわかっていてもボールに飛び込んでいく。プレスに行って、返って、を繰り返していた。左シャドーで出場した大島も同じだった。まずボールに行く。足を止めず、球際に飛び込む。

二人がシャドーに入ったのは17節千葉戦(●0-1)以来だが、まるで見違えていた。あのときの大島は相手ボールホルダーの2メートル手前で足を止めていたが、足を止めず、相手の懐に飛び込み、ときにファウルをもらった。

1トップに入った宮崎はアバウトに入って来るボールに身体を張り、対面するCB星キョーワンに完勝した。態勢が悪くとも腕をうまく使いながら強引にキープ。今回は笛は吹かれず、その事実が宮崎を活気づけ、無双させた。

(残り 4634文字/全文: 5574文字)

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