2023年06月07日 23時41分　
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タグ : ブラウブリッツ秋田

天皇杯JFA第103全日本サッカー選手権大会2回戦

2023年6月7日19時キックオフ　ソユースタジアム

入場者数　674人

ブラウブリッツ秋田　１－２　栃木SC

（前半０－１、後半１－１）

天候　曇
気温　19.7℃
湿度　86％
ピッチ　良

＜スターティングメンバー＞

GK 41 藤田　和輝
DF 3 黒﨑　隼人
DF 6 大森　渚生
DF 16 平松　航
DF 40 高嶋　修也
MF 7 西谷　優希
MF 13 植田　啓太
MF 21 吉田　朋恭
FW 8 髙萩　洋次郎
FW 19 大島　康樹
FW 32 宮崎　鴻
控えメンバー
GK 25 青嶋　佑弥
DF 2 面矢　行斗
DF 23 福島　隼斗
MF 17 山本　廉
MF 44 揚石　琉生
FW 37 根本　凌
FW 38 小堀　空

 

46分　大森→福島
71分　髙萩→揚石
71分　大島→小堀
83分　吉田→面矢
83分　宮崎→根本

■雑感

基本的なバトルの部分は90分を通じて、全員が、緩むことなく、やり続けた試合だった。

その上で、前半から球際で競り勝ち、セカンドボールを拾えたときにはボランチ勢やシャドー勢がすかさず逆サイドへと展開し、コンパクトな相手を横に広げながら前進することができていた。相手を押し込むなかで、19分に奪った先制ゴールも逆サイドへの展開から相手を広げて奪ったものだった。左サイドで宮崎が起点を作り、髙萩が右サイドへと展開し、広いスペースで受けた黒﨑が仕掛けて左にカットインして奥へクロス、これに大島が頭で合わせて決め切った。

後半も立ち上がりからリズムを掴んだ栃木が攻勢に出るが、あと一歩のところでゴールを割ることができない。秋田守備陣も身体を張った対応を見せるなかで2点目を奪えずにいると、一転して秋田のロングボール攻勢からサイドで起点を作られ、速いクロスからラインが下がってしまう。すると迎えた69分、CKの流れから押し込まれて同点とされた。

だが、ここからもう一度流れを引き寄せることができたのが今日のゲームだった。宮崎が前線で相手CBに競り勝って起点を作ると、左サイドの吉田のクロスからチャンスにありつく。71分から途中交代でプロ初舞台を踏んだ揚石にもビッグチャンスが訪れたが決め切れず。しかし、83分に投入された根本が投入された直後に千金ゴールを決め切る。最終ラインから背後を狙ったボールに対し、相手DFが頭上を被ると読んだ根本が入れ替わり、ボールの落ち際にボレーを合わせてネットを揺らしてみせた。その後はうまく時間を使いながら相手をいなし、フルタイムの笛を待った。

秋田に競り勝った栃木は3回戦に進出。7月12日にJ1のサンフレッチェ広島と対戦する。