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「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

大小のミスに泣いた前半。反撃も及ばなかった後半。【J2第14節 ブラウブリッツ秋田戦 レビュー】(23.5.8)

2023明治安田生命J2リーグ第13節

2023年5月7日14時キックオフ ソユースタジアム

入場者数 3,455

ブラウブリッツ秋田 2-1 栃木SC

(前半1-0、後半1-1)

得点者:7分 三上陽輔(秋田)、55分 青木翔大(秋田)、63分 大谷尚輝(栃木)

天候 曇り
気温 16.8℃
湿度 60%
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 1 川田 修平
DF 23 福島 隼斗
DF 16 平松 航
DF 6 大森 渚生
MF 10 森 俊貴
MF 7 西谷 優希
MF 4 佐藤 祥
MF 30 福森 健太
FW 29 矢野 貴章
FW 37 根本 凌
FW 36 山田 雄士
控えメンバー
GK 41 藤田 和輝
DF 15 岡﨑 亮平
DF 5 大谷 尚輝
MF 45 安田 虎士朗
MF 8 髙萩 洋次郎
FW 32 宮崎 鴻
FW 38 小堀 空

34分 西谷→安田
62分 森→岡﨑
62分 福森→大谷
62分 根本→宮崎
82分 山田→髙萩

 

▼前半は大小のミスに泣く

カオスが盛りだくさんの試合だったので、改めてじっくりと映像を見返したが、決定的なミスでスコアを持っていかれ、イージーなミスで勢いを持っていかれたという試合だった。

 

7分にミスから失点したことが相手を勢い付けたかに思えたが、実際にはそうでもない。

失点した直後の時間帯を見ても、奪ったセカンドボールを西谷らがしっかりとサイドに展開しながら、山田や福森らが前進できている。コンパクトにボールに向かって来る相手を広げながら前進していくセオリーを遂行できており、早々の失点でメンタル的に相手を受けてしまうきらいは見えなかった。

 

ただ、その中にイージーなミスが紛れ込んでおり、自分たちで戦況を苦しくしている。

何でもない横パスをトラップミスしてタッチラインを割ってしまったり、横パスをズラしてしまいタッチラインを割ってしまったり。

自分たちのビルドアップから幅を使って前進しようとしているときに、相手のプレッシャーがそれほどない中でもイージーなミスを犯して相手にボールを明け渡してしまっていた。

秋田はハーフウェイライン付近より前でスローインが奪えれば、しめしめというチームだ。そこからFWに投げ入れたボールに対して前向きなパワーを徹底してくるチームなので、対戦チームはその都度、弾き返して盛り返すための作業にひと苦労させられる。前半の栃木はそういう苦しくなるシチュエーションを自分たちで作ってしまっていた。

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