「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

求められるのは結果。昨季の屈辱を晴らせ。【J2第21節 ザスパクサツ群馬戦 プレビュー&コラム】(22.6.11)

前節はホームでV・ファーレン長崎に2対3。仙台戦同様に試合終盤に失点して敗れた。これで2連敗。チームとしては学びを活かさなければいけない状況だ。今節はダービー群馬戦。何より、昨季のグリスタで喫した屈辱を晴らさなければいけない。今節は正田醤油スタジアム群馬で18時にキックオフを迎える。

 

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▼ともに連敗中、バトルの応酬か

栃木が2連敗、群馬が4連敗。

互いにあとがない状況で迎える北関東ダービーだ。これが前期の最終戦となる。

今季のダービーはともに水戸に先勝しており、この試合に勝てば、北関東ダービー制覇に王手を掛けられる。

栃木は仙台戦(●1-2)、長崎戦(●2-3)に連敗。2試合とも要所を締められず、試合終了間際に失点して敗れた。

別角度から見れば、徳島戦(〇1-0)、町田戦(〇1-0)、仙台戦、長崎戦の直近4試合では全試合でクロスやセットプレーから得点できており、4試合で合計5ゴール。天皇杯岡山戦(〇1-0)を含めれば、5試合で6ゴールだ。

ゴール欠乏症に陥っていた時期から脱却できていると言えるが、一方で、直近2試合で合計5失点と失点数は増えており、負けの要因になっている。

攻撃比重を高めることで得点は奪えてはいるが、要所を締めきれずに失点が増えた。つまり、波に乗り切れていない。

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