取り戻した栃木らしさと、あとひと押しを生み出すためのうねり。【J2第4節 大宮アルディージャ戦 レビュー】(22.3.14)
2022明治安田生命J2リーグ第4節
2022年3月13日14時キックオフ カンセキスタジアムとちぎ
入場者数 4,825人
栃木SC 1-1 大宮アルディージャ
(前半0-1、後半1-0)
得点者:28分 小野雅史(大宮)、72分 トカチ(栃木)
天候 曇時々晴
気温 17.7℃
湿度 40%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 1 川田 修平
DF 10 森 俊貴
DF 35 鈴木 海音
DF 16 カルロス グティエレス
DF 18 大森 渚生
MF 14 谷内田 哲平
MF 4 佐藤 祥
MF 7 西谷 優希
MF 30 福森 健太
FW 9 瀬沼 優司
FW 21 トカチ
控えメンバー
GK 41 藤田 和輝
DF 22 小野寺 健也
MF 33 磯村 亮太
FW 19 大島 康樹
FW 27 五十嵐 理人
FW 29 矢野 貴章
FW 38 小堀 空
▼大宮に対策されてなお
前節岡山戦(●0-1)の反省を活かし、栃木らしさを存分に発揮した試合だ。
一方、守備の大枠でやられずとも3試合連続でリスタートから失点している淡白さは課題だが、その後、必死に反撃し、トカチが決定力を見せつけて奪った勝点1はチームの前進を思わせる。
序盤からハイプレッシャーを仕掛け、特に右サイドではめることができていた。
右ウイングバック森が前へプレス連動に行くときは、相手左ウイングを右CB鈴木が掴まえるとか、相手アンカーをボランチの西谷が前に出て潰しに掛かるときは、西谷が放したマークを佐藤や鈴木がスライド対応するとか、勇気を持った前への強い意識と同時に、きっちりとお互いがマークを受け渡しながらプレス連動を機能させていた。「勇気」が無謀な勇気になっていなかった。前節からの大きな前進だ。
(残り 4492文字/全文: 5262文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ