「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

西谷優希、栃木への思いを語る。「もっと上を目指したいし、残留できて喜んでいるチームにはなりたくないんです」【トピックス】(21.12.12)

▼西谷、栃木の漢になる

今季は11試合連続勝利なしなど苦しい時期もあったが、27節愛媛戦(○1-0)が一つの分岐点だった。愛媛戦から3連勝と復調する最中で迎えた30節水戸戦(△0-0)。宿敵をホームに迎えた試合は熱戦のままスコアレスドローに終わった。

試合後の取材に応じた西谷優希のコメントが個人的には今季のハイライトだ。

「監督をはじめ選手たち全員が栃木のためにという気持ちで勝つための準備をしてくれていました。栃木県民としてチームメイトに感謝したいし、そういう気持ちを持って戦ってくれたことはありがたいなという気持ちです」

これまで常に謙虚に控えめにやってきた西谷の口からこれだけ”栃木”を意識したコメントが出てきたことに驚かされた。

シーズン中にもそういった趣旨のコラムを書いたが、改めて、シーズン後にこちらの感想を伝えるとこう返ってきた。

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